iPhone OS 3.0 発表!!コピペ対応までホント長かった…orz。

遂にというかやっとiPhone OS 3.0が発表されました。
ネット上でもかなりの反響をよんでいるようです。
なにより、一番大切な機能はやはり、コピペだったと思います。
Appleは、エンタープライズ向けの提供も視野に入れているので、
この部分は、欠かせない機能だったように思います。
個人的な意見なのですが、(WM機やNokiaが出来ること)音楽プレイヤーの域を脱し、
スマートフォンとして成立させるには必要不可欠な機能は、まだまだあるように思えます。
今回、ブラウザの機能について然程取り立たされていませんが、例えば
マクロメディアのFLASHに未だ対応していないとか、外付けキーボードに接続する方法
(USBホスト機能、Bluetooth HIDプロファイルに対応する)が無いとか、
マルチタスク機能(現iPhone3Gでは、ハードウェア上不可能)がないとか
ハードウェア的な問題はさておき、ファームUPで対応可能な部分を追加して欲しかった
というのが、贅沢なのかも知れませんが少し残念に思う理由です。
この辺りは、今夏発売予定とされる、次期iPhone3Gで対応になること
を切に願っております。仕事にも遊びにもオールラウンドで使えるスマートフォンを
期待して止みません。(出来れば、1台体制・・・。)
一先ず、今回のiPhone3Gで対応になった機能を一通り列挙してみました。

  • iPhone SDK for iPhone OS 3.0 betaは、本日より提供開始。正式リリースは2009年夏の予定。
  • iPhone OS 3.0は、3Gユーザーは無償アップデート可能。iPod touchユーザーは有償で9.95米ドル。
  • iPhone OS 3.0では、100以上の新機能を搭載。
  • 全てのアプリで文字列や画像のカット、コピー&ペーストが可能。
  • ソフトウェアキーボード使用時の水平使用をサポート。
  • 携帯電話間のショートメッセージに使用されるMMSに対応。オーディオや連絡先などのデータが送信可能。
  • デスクトップ検索機能「Spotlight」を追加
  • カレンダー機能の強化。Google、Yahooで使われているCalDAV、アップルがiCalで使っている.icsを一定期間の使用権で販売するサブスクリプションで対応。
  • 無線LANアクセスポイントへの自動ログイン機能
  • 本体を振ることで音楽をランダムに再生する新機能
  • iPhone SDK for iPhone OS 3.0には、1,000以上の新しいAPIを搭載
  • アプリから直接App Store上のコンテンツを購入できる「In-App Purchases」機能。
  • Bluetoothで範囲内に存在する他のiPhoneiPod touchを自動検出してP2Pによる通信(ファイル交換など)。Bonjourで対応するので、ペアリングは不要。
  • プッシュ型通知機能「Apple Push Notificationサービス」
  • テザリング機能(iPhone 3Gを無線モデム化)
  • Bluetooth A2DP対応、外部機器との連携機能の追加。
  • メモをiTunesで同期させる機能。
  • Safari使用時のログインID/PASS認証記憶機能
  • 保護者による制限機能の拡張
  • プッシュ・ノティフィケーション機能=アプリ機能がOFFになっていても自動受信し、通知する機能。
  • iPhone 3.0アプリによるVoIPサービスの追加。
  • アプリ内での追加機能などやコンテンツなどの販売、月額課金など。
  • ストリーミング機能の追加。
  • 音声メモアプリの拡充。
まだまだありそうですが、出てからのお楽しみにしたいと思います。
今まで列挙したのは、OSとしてiPhone 3.0の機能ですが、次期iPhone3Gには、
ハードウェア的にもう少し頑張ってもらって解決できる部分は、解決して欲しいと思います。